スライムを愛せ!

スライムを愛せ(笑)

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叱る

 

叱っている親を見る度に思うんです。

その親はどういう考えのもと怒っているのか。

 

子供が常識を持って真っ直ぐ

育ってほしいからなのか?

それとも

自分の世間体が気になったり、単純に煩くて

怒っているのか?

 

叱るって言葉は教育的な意味を持っています。

良くない点を指摘し、どうするべきかを

伝えるのが叱るという事なんですが、

世の中の親達はちゃんと叱れているのかな?

 

「ちゃんとしなさい」

「早くやりなさい」

「勉強しなさい」

 

『子どもの自己肯定感を高める 

10の魔法のことば』(石田勝紀/集英社)

において紹介されている、

 

子供を潰す呪いの言葉だそうです。

 

先日、

自己肯定感を養える世の中にしたいと

僕は言いましたが、大人になってから

自己肯定感を育てるのは中々難しい。

ネガティブな人が急にポジティブになるには

相当な覚悟と努力が必要です。

でも子供の頃から自己肯定感を養える環境に

居れたらそんな心配はしなくて良いよね。

 

だから、難しいとは分かっているけど

教育の文化を僕は一新したい!

ターゲットは小学生~中学生。(まずはね)

ビジネス相手は教育機関全般。

そこがまず重要なところであります。

ただ今回は【叱る】がテーマなので、

先の呪いの言葉に戻ります。

 

「早くやりなさい」、「勉強しなさい」は

早くやらなければいけない理由だったり、

勉強をする理由だったりを具体的に

言えるならば全然アリだと思います。

また話題が逸れるので詳しくは

述べられませんが、楽しく主体性を持たせる

叱り方はするべきだと思います。

 

 

「ちゃんとしなさい」って何?

“ちゃんと”の曖昧さはK点越えしていますね。

何がダメでどうすれば良いのか全然わからん。

親のアウトプット力が足りないからなのかな。

ダメっていうのは分かっているけど、

何故ダメなのかを説明出来ないんですね。

 

頭ごなしに「ちゃんとしなさい」では

子供の自己肯定感は育つ訳がない。

「“ちゃんと"していないんだ僕は」

ってなるよね。認めてくれない親ならその後

尚更言うことも聞かなくなるでしょう。

 

まぁ、とは言っても

その場では何を言ってもぶっちゃけ

子供は分からないと思います。

僕も叱られた事をあまり覚えてないし、

実際、子供って馬鹿だしね。笑

 

じゃあどうすればいいのって話なんですが、

僕はまず、共感し認めてあげる事が大事だと

思っています。

 

飲食店で煩い子多いですよね。

でもご飯がサーブされたら静かになる。

当たり前だけどご飯に集中するからね。

ご飯が来る前は集中するものがない。

つまり、

煩い子の親は子供と会話してないんです。

だから、走り回ったり色々触ってみたり、

とりあえず大声を出したりしてみる。

 

子が子なら親も親的な言葉は嫌いですが、

子供はまだコミュニティが狭いから

親が認めてあげないと誰も認めてくれないのと

同意義になってしまうんですよね。

だから親の叱り方は大事なんです。

認められず育った子は他の子を認められない

負の連鎖を生む。ある程度のコミュニティに

所属する頃になっても、もう遅いんですね。

 

叱るというのは相手を認める事でもあるんです。

相手が居ないと叱れませんから。

怒るのは一人でも怒れます。

 

皆さん、叱れる親になりましょう。

子供と"ちゃんと"向き合いましょう。

子供はあなたの事を見ています。

 

子は親の背中を見て育つと言いますが、

《恥ずかしくない生き様を子供に見せましょう。》

美輪明宏の言葉です。