はじめの一歩
陽と陰。
静と動。
愛と憎しみ。
正と負。
生と死。
太陽と月。
男と女。
酒と泪。
何にでも対局のモノがありますね。
そしてほとんどのモノは、バランスが
取れていなければいけないんです。
そして、ある事象が発生すると同時に
もう片方の真逆の事象も発生します。
何か始めたい!
そう強く思っても中々動けないですよね。
何故なら、その思いと同時に
何も始めたくない!
そういう負の気持ちが自分の知らない所で
芽生えてしまっているのです。
めんどくさい、怖い、不安、動きたくない
お金がかかる、時間がかかる、、、、
何にせよ、正の思いにセーブをかけてきます。
皆さん、気づかぬ間に
やらない理由を探してませんか?
「体調悪いからランニングやめとこう。」
「掃除してもすぐ汚れるし。」
「あと5分寝させて…」
「だって◯◯もやってないじゃん!」
「プレゼントあげてもどうせ別れるし。」
何かを始める事から何故か我々人間は
逃げたがる傾向にあるんですよね。
だがしかし!
めんどくさいと思ったその瞬間が
やる気スイッチのある場所なんです。
めんどくさいと思った時は
やりたい、やるべき事が
発生した瞬間でもあるんですよね。
ここで行動に移す癖を付けられたら
怖いものはないんですが、
中々そうはいかないのが人間様です。
なので、少しでも行動に移せるように。
やる気スイッチを押せる様にする為の
改善策を考えてみました。
①0か100で考えない
簡単にいえば目標を細分化して考えるって事です。
完璧主義をまずは一回捨てましょう。
海賊王になるって夢にも要素や段階があります。
仲間を増やす。自分自身強くなる。ログを貯める。
リオ・ポーネグリフを探し出す。ラフテルへ行く。
七武海を倒す。四皇を倒す。海軍を倒す。ワ●ピースを見つける。
これ全部一気にやろうと考えたら果てしなく遠い。
恐らくフーシャ村から出られないままになります。
一話の最後を見れば分かるのですが、
ルフィも最初は「まずは仲間集めからだ!」と
考えなしに見えて計画的に行動に移しています。
まずは1からやってみよう。
心にかかる負荷も小さいので、行動に移しやすいはずです。
筋トレをする。
という事ならばまずは靴を履いて家に出てみる事から
始めるのもアリです。ここまでしたならジムまで向かうか
って思考に向きますしね。何故なら靴を履いて外へ出た
労力が何かしないと勿体ない事になってしまうからです。
千里の道も一歩から。まずは誰でも出来る事から
始めないと、何も成し遂げられないよね。
②得意・好きなことから始める
やりたくない、やらなきゃいけないという
マイナス意識や苦手意識から、モチベーションは
蝕まれていきます。ならばやりたい!という気持ちに
持っていけば良いだけだと思いませんか?
僕はサービスを考えられても、
そのサービスを作る技術がないので
プログラミングという壁が僕の一歩目を妨げます。
ならば、
僕は僕の得意な分野の方から歩き始めりゃええやん。
そんな話でございます。
野菜が食べれない子でもカレーでなら食べれたり、
天ぷらでなら食べれたり、ピザでなら食べれたり…
自分が好きと思っているモノの要素の一部でなら
意外と食べれちゃうもんなんですよね。マジで。
自分もチーズ苦手ですが、ピザでなら食べられます。
それから少しずつ他のチーズ料理も
食べられる様になってきています。
なので、好きなモノ得意なモノから広げていくのは
一歩目を踏み出すセオリーだと思います。
③効率的を禁止ワードに
考え過ぎてしまう人は1歩目踏み出すまでに
如何に効率良くスムーズに進められるか、
失敗しないように、時間がかからないように…
色々考えているわけであります。
その時点で効率悪いんです。実は。
効率化は歩き始めていないとできません。
頭の中だけで考える事ではないです。
ラーメン屋をオープンしたばかりの時
片付け作業に3時間くらいかかっていました。
今は30分くらいで終わります。
もちろんイメージトレーニングは必要ですが、
やっていくうちに最短な道を
感覚で分かる様になると僕は思います。
食洗機を回してるうちに机を拭きに行く。
使う調理器具やダスターを最小限にする。
モノの置く場所がどこだと便利か考える。
色々、やってみたから分かることです。
思考→行動→思考→行動→思考………という
繰り返しに物事は動いていると思いますが、
この始まりを行動からにしてしまっても
サイクルは始まっていくだろうという事です。
以上の3つがはじめの一歩を踏み出す為の
意識改革でございます。
「じっくり考えろ。しかし行動する時が来たなら考えをやめて、進め。」
「勝利は我が迅速果敢な行動にあり。」
「お前がいつの日か出会う禍は、お前が疎かにしたある時間の報いだ。」
これらはナポレオンの言葉たちですが、
辞書から不可能を失くせたのは
この思考があったからこそだと思います。
やる時はやる。
早さに勝るものはない。
時間を無駄にしてはいけない。
どれも行動する大切さを教えてくれています。
何かを始めるのは怖い事でもありますが、
未知の世界へ飛び込める楽しいことでもあるのです。
何より失う事をそんなに怖がるほど
僕たちの今の人生は価値があるのでしょうか。
…ネガティブなのか、ポジティブなのか
自分でもわからない思考ですが、最初に書いた通り
全ての事は表裏一体なのです。
最強のポジティブは最強のネガティブなのです。
とりあえず、やらないか?